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West Coast Shoe Company / The Boots that Stand Gaff
本書のメイン・テーマは、貧しいオランダ移民の家庭に生まれた創業者、
ジョン・ヘンリー・シューメイカーが15歳でシューズ職人としての道を歩み始め、
40歳で〈ウエスコ〉を創業、その後4代に渡って続くファミリー・ビジネスを築きあげた
シューメイカー家の大河ドラマです。
私が「映画のような話だなぁ」と惹き込まれたのは、ジョンの父親が
「シューメイカー(靴職人)ではなく「大工」だったことです。
何と、ジョンはたまたま通りかかったブーツ会社の求人広告を見て靴ビジネスの世界に飛び込み、その後本物のブーツ職人として独自のスタイルを築き上げました。
さらに彼の息子・孫たちは「シューメイカー」という家名にいつしか使命感を背負いながら、祖父の偉業を守り続けてきました。
「出来すぎたサクセス・ストーリー」が嘘偽り無く存在していたことが、この本の面白さではないでしょうか。
計264頁の本書には、1000点以上の歴史的資料がたっぷり詰め込まれています。
それは20世紀のアメリカで起きたカルチャー史の一幕でもあります。
(ウエスコ)ファン、ワークブーツ・マニアのみならず、
「Made in U.S.A」好きの皆様に是非楽しんでいただければ幸いです。
2018年5月
田中凛太郎
■著者:田中凛太郎
■Cycleman Books
■ページ数:本文264頁
■サイズ:256mm×256mm(*ブーツケース入り)
■英語/日本語 2ヶ国語表記
■価格:¥8,800+税
ジョン・ヘンリー・シューメイカーが15歳でシューズ職人としての道を歩み始め、
40歳で〈ウエスコ〉を創業、その後4代に渡って続くファミリー・ビジネスを築きあげた
シューメイカー家の大河ドラマです。
私が「映画のような話だなぁ」と惹き込まれたのは、ジョンの父親が
「シューメイカー(靴職人)ではなく「大工」だったことです。
何と、ジョンはたまたま通りかかったブーツ会社の求人広告を見て靴ビジネスの世界に飛び込み、その後本物のブーツ職人として独自のスタイルを築き上げました。
さらに彼の息子・孫たちは「シューメイカー」という家名にいつしか使命感を背負いながら、祖父の偉業を守り続けてきました。
「出来すぎたサクセス・ストーリー」が嘘偽り無く存在していたことが、この本の面白さではないでしょうか。
計264頁の本書には、1000点以上の歴史的資料がたっぷり詰め込まれています。
それは20世紀のアメリカで起きたカルチャー史の一幕でもあります。
(ウエスコ)ファン、ワークブーツ・マニアのみならず、
「Made in U.S.A」好きの皆様に是非楽しんでいただければ幸いです。
2018年5月
田中凛太郎
■著者:田中凛太郎
■Cycleman Books
■ページ数:本文264頁
■サイズ:256mm×256mm(*ブーツケース入り)
■英語/日本語 2ヶ国語表記
■価格:¥8,800+税